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そろそろ冬のボーナスが出る時期。
この不況の中、期待通り!という方は、本当に幸せなご家庭ですね。
期待通りとはいかなくても、少しでもボーナスが支給されたなら、
住宅ローンの繰り上げ返済を検討される方も多いのではないでしょうか。


そこで、「住宅ローンの繰り上げ返済」について、
ファイナンシャルプランナーの井上さんにお伺いしました。

井上さんNPO法人 FPネットワーク神奈川
ファイナンシャルプランナー 
井上康子さん


              

今年のボーナスから、繰り上げ返済できますか?

1204-1

金融機関の担当者と打ち合せしていると、
「今年の年末は『住宅ローン破綻』が多くなりそうなので、その対応に追われています」
という話を聞きます。
住宅ローンの返済も、夏のボーナスの減少時には預金を取り崩して対応できましたが、
この冬は思っているよりずっと厳しい状況。
経団連の調査によると、東証1部上場企業の冬のボーナスの妥結額は、
前年比マイナス15.9%と、大幅減です。
減少率は過去最大、ここ50年で初めての二桁減です。
ボーナスが出るだけで幸せ、という状況なのです。
先週は、ドバイの債務問題で一気に円高へ、米ドル安も加速しました。
輸出産業に勤務している方は、今後かなり厳しい状況が想定されます。


ボーナスが出たら実行したいこと

私はここ数年、ボーナスが出たら4つのことを実行しよう!と提案してきました。

1つ目は・・・
『まとめ払いをしよう』
生命保険料や社会保険料など、一括払いや年払いすると割引されるものは、
ボーナスで一括払いしましょう。
医療費控除を受けるために、年度をまたいで治療を受けている場合の医療費を
年内に支払うことも視野に入れると良いでしょう。


2つ目は・・・
『リスクのある金融商品を少し買ってみよう』
お金に働いてもらうことも必要です。
また、メインバンクの見直しをしてみてはいかがでしょうか。
どこに預けても同じ?どこから借りても同じ? 
いいえ、違います。
繰り上げ返済や借り換えを行いながら、
金融機関のサービス状況を見極めましょう。

3つ目は・・・
『自分や家族に、ご苦労さんプレゼントをしよう』
たまに贅沢し、思い切って欲しい物を手に入れることは、
人生にとって活力になります。
けじめをつけ、メリハリのある生き方が大切です。
節約ばかりでは萎縮して疲れます。

4つ目は・・・
『住宅ローン(借金)を減らそう』
つまり繰り上げ返済のお勧めです。

住宅ローンを組む時に、多くの人は
「後々余裕ができたら繰り上げ返済をして、返済期間を短くしていけばよい」と、
しっかりした目安もないまま、返済期間を長期にして、
身の丈以上の借入をしてしまいます。
賢い住宅ローンの組み方は、総収入に対しての借入額ではなく、
手取り収入(可処分所得)に対して、返済できる金額で住宅ローンを組むことです。
原則、住宅ローン返済は月額給与から返済すべきで、
ボーナス返済を組み込まないことが大切です。
ボーナスを当てにしないこと。
『当てにしていなかったボーナスが支給されたので、住宅ローンの繰り上げ返済をする』、
それで良いと思います。


              

繰り上げ返済をするチャンスはいつ?

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繰り上げ返済とは、元金を一部内入れして返済することで、
利息の軽減ができたり、返済期間を短縮できたりします。
一部ではなく金額繰り上げ返済(全部繰上返済)もありますが、
繰り上げ返済を実行する時期(チャンス)はいつでしょうか。

よく言われるのが、
『預金が貯まったらすぐ実行、早ければ早いほどお得』ということです。
その通りなのですが、繰り上げ返済しすぎて、
後で生活費が足りなくなり借入が発生するのは避けたいですね。
万一を考えて、少なくとも生活費の6ヶ月から10か月分は、
手元に残すことが必要です。
ボーナスや思わぬお金が入ったとき(相続や贈与など)が、
繰り上げ返済を実行するチャンスです。

1204-3

不況でボーナスや月収が減ったら、返済額を軽減するために、
親からの暦年贈与(年間を通して110万円まで非課税)で、
繰り上げ返済を実行するということもあるでしょう。
妻が子育てなどのために職場を退職したら、
その退職金で妻の住宅ローンを全部繰上返済したり、
夫の住宅ローンを繰り上げ返済したりします。
気をつけなければいけないのは、
税務署から非課税枠を超えた分を「贈与」と認定されないようにすることです。
それを避けるために、住宅の名義変更や持分割合を
変更することが必要な場合もあります。
ご夫婦で別々の金融機関等から借り入れていた場合には、
一つの銀行に「おまとめ」したり、
金利方式を切り換えたり、金利交渉をしたりすることは有効なことです。
また、金利が上昇するような時は、
借り換えの時に、諸費用だけでなく一部繰り上返済することで、
元金を減らし金利増加リスクを避けることができます。


よく質問されるのは、
「複数の住宅ローンを組んでいるのですが、どの住宅ローンから返済したら良いのでしょうか」
ということ。
住宅ローンは、借入総額金利返済期間の3つで決まります。
細かくは、金利も長期固定型や変動型、短期固定見直し型など分かれますし、
返済方法も元金均等返済や元利金等返済があります。
でも3つの要素で考えれば、
①金利の高い順
②返済期間の長いもの 
③借入残額の多いもの
から繰り上げ返済すると良いということになります。


さて、次回は繰り上げ返済のメリット・デメリットについて、
お話ししたいと思います。

  

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